くぼみ目の治療に関して

脂肪注入はあらゆる凹みの形成に有効です。

例えば、額を丸くしたい、こめかみや頬にボリュームをもたせたい。

法令線や、目の下の凹み、ゴルゴ線を治療したいなど…

では、目の上に関してはどうでしょうか。

年齢とともに目の上が凹んできて、いわゆるくぼみ目や、三重瞼になってきた…

それに対して、脂肪注入は可能でしょうか。

結論から申し上げますと可能です。

ですが、目の上(眼球の直上)には、コンデンス脂肪注入を行っても脂肪がフローティング(宙ぶらりん)の状態になるため、

好んでお勧めする部位ではありません。

どうしても…という場合に少量注入する程度です。これは、ヒアルロン酸でも同様に言えることで、

目の上に固形物の注入は行わないというのが、基本的な考えです。

では、くぼみ目の治療は脂肪やヒアルロン酸以外でどのように治療が可能でしょうか。

お勧めなのはナノ化した脂肪(脂肪幹細胞)を注入したり、PRP(多血小板血漿)といって、

ご自身の血液から採取した血小板を注入する方法です。

コンデンス脂肪注入やヒアルロン酸注入に対して、効果は緩徐ではありますが、ご自身の組織を再生、修復させる機序のため、

固形物の注入と異なり、ぼこつきやしこりの心配がほとんどありません。

FGF(Fibroblast Growth Factor：線維芽細胞増殖因子)といって、ご自身の組織を増殖させる製剤を注入させる治療を行っている

クリニックさんもありますが、FGFはしこりや組織の過増殖により、あからさまな凹つきが出ることが頻繁にありますので、当院では

行っておりません。

以上より、目の上の窪みに対して、当院では

〇ナノ脂肪注入、PRP(多血小板血漿)：作用はゆっくりだが、ぼこつきなどの心配がほとんどない

△コンデンス脂肪注入、ヒアルロン酸：すぐに効果はわかるが、却って重たいお目元になるリスクがある

✕FGF：リスクが高すぎるため行わない

としております。

お目元の若返りはLuxe Beauty Clinicまでご相談ください。

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