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2024.8.13

施術のポイント

脂肪注入とヒアルロン酸どちらを選ぶか?メリット・デメリット徹底比較

当院ではクマ治療や、それに伴う脂肪注入による治療(額やこめかみを丸くする、頬コケを治療する、
法令線やゴルゴ線、マリオネットラインなどを薄くする)に全国からご来院いただいていますが、
手術までは考えていない、近くで手っ取り早く綺麗になりたい、という方はメンテナンスが必要では
ありますが、ヒアルロン酸注入による治療を望まれる方も多くおられます。
一概に、どちらの方が優れた治療…というのはありませんので、今回はそれぞれの治療のメリット・
デメリットを徹底比較してみます。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸は本来、体内にも自然に存在する物質であり、リスクやダウンタイムが小さく、
即効性を得られる治療として大変人気です。
特に当院で使用しているヒアルロン酸は厚生労働省認可のアラガン社製ジュビダームシリーズであり、
効果はもちろんのこと、持続時間や安全性にも優れています。

メリット

即効性ヒアルロン酸を注入した後、すぐに結果が現れます。
ダウンタイムが少ない手術によるものではないため、回復期間が短く、日常生活への影響はほぼありません。
可逆性仮に結果に満足できなかった場合、ヒアルロン酸を分解する注射をすることで、元の状態に戻すことが可能です。
安全性アレルギー反応のリスクが低く、体内でも自然に分解されます。

デメリット

一時的ヒアルロン酸は時間とともに体内で分解されるため、持続性に欠けます。
通常、6ヶ月~1年で再注入が必要になります。
コスト継続的な治療が必要なため、長期的に見るとコストがかかります。
限定的な効果深いしわや大きなたるみには、ヒアルロン酸注入のみでは効果が限定的です。

脂肪注入

メリット

自然な結果自身の脂肪を使用するため、非常に自然な仕上がりになります。
持続性 正しく定着すれば、効果は半永久的です。
アレルギー反応のリスクが低い自身の組織を使用するため、拒絶反応やアレルギーのリスクが
非常に低いです。

デメリット

自然な結果ダウンタイム脂肪を採取し、注入する必要があるため、太腿の内出血は必発です。
不確実性 注入された脂肪がすべて生着するわけではなく、場合によっては再注入が必要になることがあります。特に額などは脂肪の定着率が高くはありませんので、再注入の可能性は高くなります。
コストヒアルロン酸注射と比較して初期コストは高くなります。
ただし、持続性を考慮すると長期的にはコストパフォーマンスが良い治療です。
手術リスクリスクは高くはありませんが、手術に伴うリスク(感染症、出血、しこりなど)が存在します。

どちらが自分に適しているか?

ヒアルロン酸注射と脂肪注入の選択は、ご予算、ダウンタイムへの許容度、求める結果の自然さなど、様々な要因を加味して選ばれると良いと思います。
即効性と手軽さを重視する場合はヒアルロン酸が適していますが、より自然で長持ちする結果を求める場合は脂肪注入を検討されてもよろしいでしょう。

結論

以上のことを表にしてまとめましたので、ぜひ見比べてみてください。
この記事が、ヒアルロン酸と脂肪注入の違いを理解し、最適な美容治療法を選ぶための参考になれば幸いです。

比較項目ヒアルロン酸注射脂肪注入
即効性◯ 即座に効果が現れる△定着完了まで3か月の期間がある
ダウンタイム◯ ほとんどなしまたは非常に短い△ 注入部位と太腿にダウンタイムがある(比較的軽度)
持続性△ 一時的(6ヶ月〜1年で再注入が必要)◎ 定着すれば効果は半永久的
自然な結果◯ 良好◯ 非常に自然(自身の脂肪を使用するため)
安全性・リスク◯ アレルギー反応のリスク低い、体内で自然に分解される◯ 自身の組織を使用するためアレルギー反応のリスクが非常に低いが、小さいながら手術リスクあり
コスト△ 継続的な治療が必要なため、長期的には高額になる可能性がある◯ 初期コストは高いが、長期的にはコストパフォーマンスが良い
適用範囲◯ 顔のしわやたるみだけでなく、鼻やあごなど骨性の硬い部分にも対応◯ 顔の広範囲に対応可能、自然なボリュームアップが可能

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