スレッドリフト(糸リフト)
スレッドリフト(糸リフト)は、特殊な溶ける糸の力で皮膚を引き上げ、顔のたるみを改善したり、輪郭をすっきり見せることで効果的に小顔効果を引き出すことのできる施術です。
当院では3種類の糸リフトをご用意しており、お客様お一人お一人のご希望の輪郭や、たるみの程度、たるみの部位、などから使用する糸を組み合わせて施術することのできる
『完全オーダーメイドのリフトアップ』が可能です。
こんな方におすすめです
- ほうれい線・頬のたるみが気になっている
- たるみは気にならないけど、とにかく小顔になりたい
- レーザーを使ったリフトアップの効果に満足できなかった
- 切開リフトや骨切りなどの大きな手術には抵抗がある
- ダウンタイムを少なく治療したい
- リフトアップの施術を受けたと周囲にバレたくない
当院の糸リフト
Luxeプレミアムリフト
Luxeプレミアムリフトは、PDO(Polydioxanone)という溶ける素材の糸を使用した”切らないリフトアップ施術”です。2つの連続したコグ(トゲ)により施術直後から強いリフトアップ効果をもたらし、小顔効果、たるみやシワの改善が期待できます。
また、たるみ治療、小顔効果だけでなく、糸を挿入することで、肌の内部組織が異物として察知し、創傷治療効果が発生します。すると糸周囲の細胞が活性化され、コラーゲンやヒアルロン酸を増殖しハリのある美しい肌へと導きます。
Luxeプレミアムリフトで使われるPDOの糸は約6~8ヵ月かけて体内に吸収・分解されます。糸が吸収・分解された後もコラーゲンの生成が促進されるため、術後約12ヵ月にわたりリフトアップ効果が持続され、たるみの予防にも繋がります。
Zリフト
ZリフトはPLA(Polylactic acid)という素材で作られた溶ける糸です。
Zリフトの大きな特徴は、糸に切り込みを入れて作った「カッティング・コグ」と呼ばれる突起で、糸を中心に360°らせん状に作られており、1本の糸についているトゲの数も多くなっています。
またPLAは米国FDAにおいて美容目的で承認されている、安全性の非常に高い素材です。
PLAの作用によって、皮膚内の繊維芽細胞を増殖させ、コラーゲン繊維の形成が高まることで、美肌効果、肌の若返り効果も得られます。
PLAの体内での吸収・分解は約12~18ヶ月程度といわれています。
VOVリフト(ボブリフト)
ボブリフトはPCL(Polycaprolactone)という、医療用の体内に吸収される素材「生体吸収性医療用ポリマー」でできています。
非常に長時間をかけて体内に吸収・分解されることが特徴で、その期間は約24ヶ月といわれています。
トゲと糸が一体といるため引き上げ力は強く、また挿入時の痛みに配慮するために、トゲの先端は丸みを帯びています。
PDO | PLA | PCL | |
---|---|---|---|
吸収・分解の期間 | 6~8か月 | 12~18ヶ月 | 24ヶ月 |
糸の柔軟性 | ☆☆ | ☆ | ☆☆☆ |
引き上げ力 | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ |
一般にレーザー治療はほとんどダウンタイムもなく、もっとも手軽に受けられるたるみ治療ではありますが、効果時間は短く、3~6か月に1回程度のメンテナンスが必要です。
反面、切開によるフェイスリフトの治療は効果は大きいものの、腫れや内出血などのダウンタイムが大きく、さらに隠しやすい場所とはいえ傷が残ってしまうため、なかなか手術に踏み切れない方が多くいらっしゃいます。
スレッドリフトは、そんなたるみ治療の『良いとこどり』の治療といえるでしょう。
もちろん、若干の腫れや、人によっては内出血が出ることもありますが、お化粧やマスクなどで十分隠せる程度ですし、引き上げの効果も、たるみの部位をしっかり引き上げてあげることで十分な効果を得ることが出来ます。
効果 | ダウンタイム | 持続期間 | |
---|---|---|---|
スレッドリフト | 〇 | 〇 | 〇 |
レーザー治療 | △ | ◎ | △ |
切開リフト | ◎ | ✕ | ◎ |
また、他の治療との相性も非常に良く、ブルドッグ顔や下膨れが気になるという方はバッカルファット除去術と併用、エラの張り出しが気になる方はエラボトックスと併用するなど、完全オーダーメイドの治療ならではの、極めて自然な若返り・小顔治療が可能です。
施術の流れ
デザイン
お客様と入念なシュミレーションとカウンセリング後、挿入する部位のデザインを行います。

麻酔
麻酔注入時の痛みを最小限にするため、笑気麻酔と静脈麻酔で眠っている間に極細針で局所麻酔を行い、手術が行われるため痛みを感じることはほぼありません。

手術中
傷は小さな針穴のみで、髪の毛の中の隠れる場所に片側1~3ヶ所のみですので、傷が残ったり目立ったりする心配はありません。
術後は、しばらくお休みいただいてから、医師が違和感や出血などがないことを確認して、お帰り頂けます。
ダウンタイム
- 手術時間
- 30分程
- 抜糸
- なし
- 固定
- なし
- 腫れ
- 腫れや内出血は非常に少ないですが、軽い腫れが出ることがあります。
個人差や体質にもよりますが、通常1週間程度で治まります。 - 傷跡
- 針穴のみなので目立って残ることはありません。
- 洗顔・メイク
- 当日から可能
- シャワー・シャンプー
- 当日不可。翌日から可。
7日目の抜糸後、通常通り可能。 - パーマ、髪染め
- 1ヶ月後から可能。
同一部位のレーザー治療:概ね2ヶ月後から可能。
手術当日に、腫れが心配な方は、帽子・マスクをご持参ください。
バッカルファット除去術
バッカルファット除去術は、近年注目を集めている美容法のひとつです。
バッカルファットと呼ばれる頬の脂肪が加齢によって弛むと、ブルドッグ顔やほうれい線の原因となります。このバッカルファットを除去することで、小顔効果やたるみの予防・改善効果があります。
この他にも、口の内側を頻繁に噛んでしまう方や、下ぶくれ顔・ぽっちゃり顔など輪郭に悩んでいる方、将来の老化を予防したい人なども適応となります。

ただし、顔のたるみは、脂肪だけではなく、皮膚や筋膜、靭帯などの支持組織が弛むことで生じるため、30代までであれば、余った皮膚は比較的早く縮小しますが、40代以降は皮膚の縮小に時間がかかるため、十分なたるみの改善が見込めないこともあります。
この場合はスレッドリフト(糸のリフト)やHIFUなどを併用することがお勧めです。
手術自体は口の中を1~2㎝程度だけ切開し、そこから脂肪を除去することが出来るため、術後の腫れも最小限で、抜糸の必要もありませんが、どのくらい脂肪を切除するか、どんな場合に手術が適しているかなどの判断がとても重要なため、比較的難易度が高い手術であるといえます。
そのため、手術経験の少ない医師や手術例の少ないクリニックで手術を受けると必要以上の脂肪を除去されることで、かえって頬がコケてしまったり、たるみが目立ってしまったりすることも少なくありません。
院長は大手美容外科で数多くのバッカルファット除去術を執刀しており、その方に最適な脂肪除去量を判断し、理想の輪郭に近づくためのお手伝いをいたします。
目の下のクマ・たるみ取り
クマやたるみができる原因
目の下にクマやたるみがあるだけで、実際の年齢よりも老けて見えたり、疲れた印象を与えてしまいます。
下記の図のように、通常、眼球は眼窩脂肪で囲まれており、その脂肪に眼球が沈み込まないよう、靭帯が支えています。(※①)この靭帯が、年齢の経過とともに弛んでしまうと眼球が下がり、それ伴って眼窩脂肪が前方に押し出されます。(※②)


その結果、目の下に膨らみが生じますが、膨らみの下は、逆に年齢とともに脂肪が減少しているので凹んでいます。(※③)

その膨らみと、凹みが混在することで影を形成します。この影が「影(黒)クマ」であり、膨んでいる箇所が重力によって下がることで「目の下のたるみ」となってしまいます。
年齢が若いのに影クマが目立つ方の場合は、眼窩内で眼球を覆っている眼窩脂肪が、生まれつき眼窩の容積に対して過剰に存在する場合にも、この下まぶたのふくらみが目立つことが考えられます。
目の下のクマやたるみは脂肪が原因で起こるので、スキンケアやレーザーでの解消は難しいのが事実です。
クマの種類と見分け方
クマは一口に言っても「茶クマ」「青クマ」「赤クマ」「黒クマ」の4種類があります。
まずは自分のクマがどのタイプなのかを知ることも重要です。
クマの種類とその見分け方をご紹介します。
茶くま | 黒くま | |
---|---|---|
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|
状態 | メラニン生成や長年のお化粧による色素沈着 | 目の下の眼窩脂肪が押し出され、膨らむことによってできる影 |
原因 | 皮膚の中で最も薄くデリケートで、乾燥しやすい部位なので、アイメイクや洗顔時の摩擦や紫外線などの慢性的な刺激が加わることで色素沈着を起こします。 | 遺伝によって脂肪が目立つ方や、加齢の進行とともに靭帯を支える筋肉が弱くなり脂肪が前に押し出されることで、膨らみや影ができて黒クマとなります。 |
チェック方法 | 指で目の下を引っ張っても上を向いても色味が薄りません。 | 影によってできる黒クマは、上を向くと改善し、下を向くとより濃く見えます。 |
青くま | 赤くま | |
---|---|---|
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|
状態 | 皮膚の下にある静脈の色が見えている状態 | 眼窩脂肪の突出により、眼輪筋が圧迫されて赤く透けて見えている状態 |
原因 | 目の下の皮膚は、他の顔の部位と比べて非常に薄く、もともと血管が透けて見やすいものです。疲労や寝不足、PC・スマホの使い過ぎによって血行不良が原因で青っぽく目立ってしまいます。 | 皮膚のすぐ裏側にある眼輪筋という筋肉が透けて、赤く見えています。特に目の下の脂肪の圧力が高まっていると赤っぽく出やすくなります。 |
チェック方法 | 皮膚を引っ張ってもクマが動かない場合は、皮膚の下にある静脈の色が見えている青クマです。 | 目だけ上を向くと目の下が脂肪で膨らむようになります。 |
脂肪(脱脂)を取り出すだけで改善するのか
上記でも述べた通り、脂肪が要因となってクマ・たるみとなるので脱脂のみ行えばいいのでは…と考えてしまいがちですが、脱脂のみ行うと、このようなリスクが挙げられます。
凹凸やくぼみが生じる可能性
脂肪に取りムラがあると皮膚に凹凸が生じることがあります。
また、脂肪は、取れば取るほどクマやたるみの症状が軽くなるものではありません。脂肪を取りすぎると、目の下がくぼんでしまい、その部位にかえって影ができてしまいクマが目立ちます。
シワやたるみが増える
脂肪によって目の下が膨らんでいるということは、その分、皮膚も伸びているということなので、脱脂を行うことで、目の下の伸びきってしまった皮膚が一層たるんでしまい、シワやたるみが増えてしまう可能性があります。
そのため、医師としっかりカウンセリングし、その後の状態やリスクなどを把握し検討することが大切です。
目の下の脱脂+脂肪注入でクマ・たるみを改善
当院では、クマ・たるみ治療に【脱脂】と【脂肪注入】をおすすめしております。
脱脂
下まぶたの裏側の結膜に麻酔をしてから、レーザーメスで止血を行い、小さく切開します。切開後、膨らんでいる内側(目頭側)と中心の脂肪をバランス良く取り除きます。
脂肪注入

その後、ご自身の太ももの内側から皮下脂肪を少しだけ採取し、遠心分離機で不純物(血液・麻酔液・死活細胞等)を除去します。特殊なフィルターで濃縮し不純物がない脂肪を、細かく少しずつ注入することで、しこりのリスクを減らしつつ、凹みを平らにし自然な仕上がりにしていきます。
施術方法
デザイン
入念なシュミレーションとカウンセリング後、術前に座位で切除すべき脂肪と注入する脂肪の部位をマーキングします。

麻酔
麻酔注入時の痛みを最小限にするため、極細針で局所麻酔(極細針)と笑気麻酔と静脈麻酔を行います。眠っている間に手術が行われるため痛みを感じることはほぼありません。

手術中
下まぶたの裏側の結膜に麻酔をしてからレーザーメスで小さく切開します。下まぶたの裏側から切開するので表側に傷はつきません。また、レーザーメスなので、出血はほとんどありません。

脂肪の張り出しは内側(目頭側)が強いため、内側・中心の脂肪を除去します。外側は膨らみの程度が強い場合を除き、基本的に除去しません。

太ももから採取した脂肪を、目の下(カウンセリングの際に凹みが気になる箇所:ゴルゴ線・法令線・額・こめかみ・頬にも注入は可能です。)に細かく少しずつ注入していきます。
術後、問題なければご帰宅いただけます。
下まぶたの裏の粘膜は、縫合しなくてもキレイに治るため、後日の抜糸の必要はありません。数日から1週間程度、少し血液が混じった涙が出るため目ヤニが増える場合があります。
ご不安な場合は、当院にお問い合わせくださいませ。
ダウンタイム
- 手術時間
- 60分程
- 抜糸
- なし
- 腫れ
- 約1週間。個人差や体質もあり、腫れが長引くこともあります。
- 内出血
- 下まぶたから目の周囲に可能性がありますが2~3週間で消失します。場合によっては白目部分にも内出血がおこる可能性もあります。
- 傷跡
- 結末側からのアプローチですので、傷跡は残りません。
- 洗顔
- 術後1日目から可能。強く擦らないように注意してください。
- シャワー・シャンプー
- 術後1日目から可能。
- 入浴・運動
- 1週間後から可能。
- メイク
- 当日は目元以外は可能。術後1日目から通常通り可能。
- コンタクトレンズ
- 術後1週間後から可能。違和感を感じる時はご使用を中止してください。
- まつ毛エクステ/パーマ
- 術後1か月目から可能。
- フェイスマッサージ
- 術後1カ月後から可能。
手術当日に、腫れが心配な方はサングラスやメガネや帽子・マスクをご持参ください。
コンデンス脂肪注入
コンデンス脂肪注入は、太もも等から脂肪を採取し、不純物を取り除いた脂肪を気になるくぼみ部分に注入することでふっくらとさせる方法です。ご自身の組織を用いるので、安全性が高く、自然な仕上がりを期待できます。頬やこめかみ、法令線などに脂肪を補うことで、女性らしくふくよかで若々しい印象になります。また、濃縮された大量の幹細胞が血流やコラーゲンの産生を促す作用により、周辺組織が再生され、肌の若返り効果も得られます。
脂肪注入とヒアルロン酸の違い
脂肪注入が良いのか、ヒアルロン酸が良いのか、それぞれのメリット・デメリットがあります。
「初めてだからどちらが良いか分からない」という場合は、その方の状態やご希望をふまえて、どちらが最適かをカウンセリングしながら判断し、ご提案します。
脂肪注入 | ヒアルロン酸注入 | |
---|---|---|
効果の持続期間 | 半永久的(おおよそ80%の定着率) | 数ヵ月から1年程度 |
施術時間 | 30分程度 | 10分程度 |
メリット | 自己細胞のため、異物反応を起こしにくい。自然な仕上がり。肌質改善。 何度も繰り返す必要がない。 |
手術と比較し手軽で価格も安い。大きなダウンタイムがほとんどない。 |
デメリット | 脂肪採取部位や注入部位に内出血が出ることがある。 しこりができる可能性がある。 |
溶けて吸収されるので、繰り返し行う必要がある。しこりができる可能性がある。 |
脂肪注入の箇所

脂肪注入の人気ランキング
1位:法令線
2位:目の下
3位:ゴルゴ線
当院のこだわり
当院のこだわりは、いかに生着率をよくするか。
注入した脂肪の定着を良くするには、2つのポイントをおさえながら手術を行っております。
1.不純物がない健全な脂肪を使う
2.脂肪の生着率を高める注入方法
ポイント1 -不純物がない健全な脂肪を使用する-

採取した脂肪を、特殊な機械で外気に触れないまま遠心分離にかけ、荷重フィルターを通すことで、脂肪注入に必要なものと必要でないものに分けます。そうすることで、脂肪壊死やしこりの 原因になる死活・老化細胞や血液や麻酔液などの不純物を除去します。
この不純物が取り除かれた新鮮で濃縮された脂肪だけを注入することによって、高い定着率を実現し、さらに、しこりなどのリスクを軽減することに成功しました。
ポイント2 -脂肪の生着率を高める注入方法-
脂肪細胞を注入すればするほど生着率が高くなるかと言うとそうではありません。
注入した脂肪は、定着するまでの間に周りに毛細血管が新生され、新生された血管のおかげで、再び脂肪細胞として定着し、よみがえることになります。注入した脂肪細胞に血流がないと、脂肪細胞は分解されて体外へ排出されます。

当院では、生着率を高めるために、脂肪注入時、一カ所にまとめて注入するのではなく、細かく注入することで、脂肪に血流を行き渡りやすくします。
注入する際の器機にもこだわっており、ご希望により「コールマンカニューレ」というしこりや凸凹を軽減するカニューレを使用することも可能です。(オプション)
一カ所にまとめて注入すると、生着率が悪いだけでなく、術後のしこりや石灰化といったリスクが生じやすくなります。
当院では経験豊富な医師による高い技術力により注入の際も、注入量や注入層を工夫し、理想のフェイスラインの実現が可能です。
施術後、日常生活で気を付けること
せっかく注入した脂肪の生着率を低下させないために、脂肪の生着までの約3ヶ月間、日常生活の中で控えていただきたい注意点
注意1 -マッサージは控える-
脂肪注入後にマッサージをすると、生着率が落ちてしまいます。脂肪注入後3ヵ月程度は、注入した脂肪は、血管がつながって栄養が送られるようになるまで生死をさまよう瀬戸際の状態です。このタイミングでマッサージで刺激を与え栄養や酸素を使われてしまうと、脂肪の壊死やしこりの原因にもなります。
注意2 -喫煙は控える-
喫煙は、脂肪の生着率に大きくかかわってきます。喫煙には、末梢血管を締め付ける作用があるため、血管が収縮して、血行を悪くする作用があります。血液の役割は、注入した周りの組織に必要な栄養素や酸素を届けることなので、その流れが悪くなると体全体に悪影響です。喫煙者の方は最低でも、脂肪が生着するまでの3ヵ月間は喫煙を控えてください。
施術方法
デザイン
入念なシュミレーションとカウンセリング後、術前に採取する脂肪の箇所や注入する脂肪の部位をマーキングします。

麻酔
麻酔注入時の痛みを最小限にするため、極細針で局所麻酔(極細針)と笑気麻酔と静脈麻酔を行います。眠っている間に手術が行われるため痛みを感じることはほぼありません。

手術中
太ももから脂肪を採取し、採取した脂肪を特殊な機械にかけ、不純物を取り除いた新鮮な脂肪を細かく注入していきます。術後、お顔の脂肪注入部分は茶色いテープで保護しています。茶色のテープは翌日、外していただけます。
問題なければご帰宅いただけます。傷口は針穴のみで小さいため、縫合しておりませんので、後日の来院も不要です。
ダウンタイム
- 手術時間
- 30分
- 抜糸
- なし
- 腫れ
- 約1~2週間程度。個人差や体質もあり、腫れが長引くこともあります。
- 内出血
- 脂肪採取部位や脂肪注入部位の内出血は1~2週間程度で落ち着きます。
- 傷跡
- 脂肪採取部位の傷跡の赤みは、1~2ヵ月で徐々に落ち着きます。
脂肪注入部位の傷跡の赤みは 、針穴程度のため1~2ヵ月で落ち着きます。 - 洗顔
- 術後1日目から可能。強く擦らないように注意してください。
- シャワー・シャンプー
- 術後1日目から可能。
- 入浴・運動
- 1週間後から可能。
- メイク
- 術後1日目から通常通り可能。
- コンタクトレンズ
- 当日から可能。
- フェイスマッサージ
- 術後3ヵ月後から可能。
手術当日に、腫れが心配な方はサングラスやメガネや帽子・マスクをご持参ください。
ナノ脂肪注入
ナノ脂肪注入はしこりや石灰化の原因となる死活・老化細胞などの不純物を取り除いた脂肪をさらに専用装置にかけ、大きな脂肪細胞を破砕し幹細胞を高密度に含む微細な脂肪群にしたものです。

採取したままの脂肪には、不純物や死活細胞、老化細胞が含まれます。



幹細胞密度が増加
目の周りなどの皮膚の薄い繊細な部位では、ヒアルロン酸注射の硬さや青白く透けた感じが気になったり、脂肪注入も肌表面がデコボコしたりする問題がありました。
そんな懸念を払拭したのが、ナノ脂肪注入です。
とても滑らかなので伸びも良く、目の周りのたるみや小じわに自然な仕上がりが期待できます。
ナノ脂肪注入に含まれる脂肪幹細胞は脂肪細胞の他、血液細胞や肌細胞にも分化します。
これまでコラーゲン線維をつくり出す細胞とされてきた線繊芽細胞と同等のコラーゲンの産生も認められています。さらに、ナノ脂肪注入には脂肪幹細胞だけでなく、肌を活性化する成長因子(グロスファクター)も大量に含まれています。
これらの作用から、血流増加やコラーゲン増加による肌組織の再生が見込めるため、肌のハリや肌質改善、色味の改善も期待できるのです。
ダウンタイム
- 手術時間
- 30分
- 抜糸
- なし
- 腫れ
- 約1~2週間程度。個人差や体質もあり、腫れが長引くこともあります。
- 内出血
- 脂肪採取部位や脂肪注入部位の内出血は1~2週間程度で落ち着きます。
- 傷跡
- 脂肪採取部位の傷跡の赤みは、1~2ヵ月で徐々に落ち着きます。
脂肪注入部位の傷跡の赤みは 、針穴程度のため1~2ヵ月で落ち着きます。 - 洗顔
- 術後1日目から可能。強く擦らないように注意してください。
- シャワー・シャンプー
- 術後1日目から可能。
- 入浴・運動
- 1週間後から可能。
- メイク
- 術後1日目から通常通り可能。
- コンタクトレンズ
- 当日から可能。
- フェイスマッサージ
- 術後3ヵ月後から可能。
手術当日に、腫れが心配な方はサングラスやメガネや帽子・マスクをご持参ください。
眉下切開
眉下切開は、上瞼のたるんだ皮膚を切除することで、上瞼をリフトアップします。
眉下に沿って切開を行うため傷が目立ちにくく、また二重瞼の部分はさわらないので、自然な目の印象を保ちつつ、上瞼のたるみを解消できます。
まぶたのたるみの原因
①加齢
年齢を重ねると、まぶたに限らずどこの部位も老化が起こります。特にまぶたの皮膚は、約0.6mmという薄さのため、ダイレクトにその影響を受けやすいのです。
長年の蓄積されたダメージが現れるのも加齢の特徴です
②刺激
まぶたは、刺激に対してとてもデリケートです。
目やまぶたの筋肉を疲れさせることも、たるみの大きな原因となってしまいます。
③乾燥
まぶたは水分を貯蓄して潤いを保っておくことが難しいです。
さらに頻繁に瞬きをしてよく動く部位のため、乾燥しやすいという弱点があります。
美容への影響
まぶたのたるみは、見た目年齢を老けさせます。特に上まぶたは、お顔の中心にあって面積も広いです。人の第一印象を決定づけるのは、やはり目の雰囲気です。
ハリのない目もとは、疲れている、眠そうという覇気のない印象になってしまいます。
本人は元気いっぱいでも、たるんだまぶたから老けた雰囲気が出て、自分が思っているよりもさらに年上に見えてしまうのです。
健康への影響
まぶたのたるみによって、視野が狭くなってしまいます。
また、まぶたがたるんでいくと、体の不調が起きてしまうこともあります。
上まぶたにあるミューラー筋は、全身の筋緊張や自律神経の働きと関係が深く、目や首、肩、背中などの筋肉が緊張しやすくなったり、緊張やリラックスの神経の働きを左右する自律神経がうまく働かず不調の原因となる場合もあります。
このような方にお勧めです
- 加齢による瞼のたるみが気になる
- たるみによって視野が狭くなっている
- 上瞼が厚く腫れぼったい
- 本来の二重ラインがたるみにより見えなくなってしまった
- 一重や奥二重のままたるみだけを改善したい
施術の特長
ダウンタイムが少ない
眉下切開は、切開系の手術であるにもかかわらず腫れや内出血の発生が極端に少ない点が特徴です。
術後2週間以内に腫れは引き、内出血が目立つことはほぼありません。
1週間目の抜糸は必要ですが、その時点で問題がなければ、基本的にその後の通院も必要ありません。
傷跡が目立ちにくい
厳密に言えば切開法ですので、傷跡は完全にゼロになることはありません。
しかしこの部分は目回りのため血流が豊富ということもあり傷の治りが非常によく、傷跡はほぼ目立たなくなります。
施術の流れ
デザイン
切開部となる眉下ラインの下縁にデザインをします。

麻酔
静脈麻酔を行い、眠った状態でお受けいただけます。
上まぶた切開部分に局所麻酔を行います。

手術
余剰皮膚を皮下脂肪とともに眼輪筋上で切除します。皮下の剥離をほとんど行わないため、術後の回復が早く、腫れも少なくて済みます。最後に皮膚を縫合して終了です。
ダウンタイム
- 手術当日〜3日間
- 洗顔とシャワーは、手術翌日から可能です。
抜糸(7日後)まで激しい運動やサウナ等は避けてください。 ご自宅では可能な限り患部を冷やしてください。上まぶたが腫れぼったくなりますが、1~2週間で治まります。 - 7日後
- 抜糸を行います。抜糸翌日から入浴が可能です。個人差がありますが、縫合部分の赤みや内出血が残りますが、縫合線に沿って眉ラインを描くことも可能ですので、メイクでカバーすることができます。
- 1ヶ月〜3ヶ月後
- 傷跡が目立たなくなってきます。 個人差がありますが、赤みが強い方でも3ヶ月程度で目立たなくなります。
ウルトラセルQ+
~全顔8分の高速照射を実現した驚異のHIFUマシン~
韓国Jeisys Medical社で開発されたHIFUの機械です。
SMAS筋膜にアプローチするハイフではありますが、ウルトラセルQ+は表皮、真皮をターゲットに高周波を当て美肌アプローチもできる機械です。ウルトラセルQ+は、お顔に加え、お身体にも照射できます。
HIFU(ハイフ)とは?
虫メガネのような原理を用いて、超音波の熱エネルギーをターゲットとする部分にスポット的に集中させる技術(高密度焦点式超音波(HIFU:ハイフ)テクノロジー)を使用し、創傷治癒過程でコラーゲンが再生されることで、たるみを引き上げる効果が期待できます。短時間で快適にリフトアップやたるみの改善、お顔の引締めに働きかけることができるリフトアップ・たるみ治療器です。
ウルトラセルQ+の特徴
1)丁寧なのにハイスピードな治療が可能
ウルトラセルQプラスは、1ショットの照射スピードが他のHIFU機種と比べても非常に短く、治療直後の効果実感レベルを落とすことなく業界最速レベルの8分/300 shot を実現しています。
2)格子状照射

格子状照射のイメージです。格子状に均等に照射されます。
(格子状照射は表皮への照射時のみです。真皮、筋膜へは点状に照射されます)
格子状照射は『表皮へのダメージは少なく、表皮から深くなるにつれて均一に熱が広がることができる。』
という特徴があるため、ムラなく照射ができます。
3)顔にもボディにも対応
ウルトラセルは顔に加え、身体のリフトアップ、引き締めにも使用できます。
例)二の腕、お腹周り、太もも、お尻周りなど
4)効果が出るのに痛みが少なく、麻酔も不要
従来型のHIFU治療機で施術中の痛みの原因は、熱感を強く感じるほどの高熱で照射するからだと言われています。
ウルトラセルQプラスは、スペック上では他のHIFUデバイスと同様の「高密度焦点式超音波」と呼ばれる技術を用いた医療機器のひとつですが、「必要以上の熱感による痛み増幅を抑えることに成功している医療ハイフ」として、タンパク変性を引き起こしはじめる温度(60℃)を少し上回る温度(63℃*)で安定照射できる独自技術を搭載しています。
そのため、従来機よりかなり痛みが軽減され、特に麻酔を使用しなくても施術が受けられるようになりました。
そのほかにもウルトラセルQプラスの独自の照射焦点の絞り方も痛みが少ない理由になっています。

※痛みの感じ方には個人差があります。
5)美肌機能搭載
ハイフに加えそれぞれの皮膚組織をターゲットに高周波を照射する美肌効果を目的にした機能も搭載しています。
- 表皮
- 針のような細い電極で照射し、毛穴の開きや小じわを改善
- 真皮
- 熱を与えることでコラーゲンを収縮させ、肌を引き締めシワを改善
- 筋膜
- 熱損傷により筋膜が引き締まりハリ・リフトアップをもたらす
6)世界的信頼がある
Jeisys Medical社は世界的医療機器メーカーであり、40カ国以上で販売されています。
韓国はもとより日本、台湾、シンガポール、マレーシア等のアジア諸国のほか、中東、ヨーロッパ、アメリカなど 世界43カ国・日本人医師だけでも500名以上に選ばれる 医療ハイフの定番機です。
ウルトラセルQ+施術後の注意点
- シャワー・入浴
- シャワーや入浴は施術後の当日から利用できます。
ただし、熱いお風呂やサウナなど激しい発汗を伴う入浴は避けてください。 - 激しい運動や飲酒
- 発汗作用を避けるために、施術当日は激しい運動やアルコール分の摂取を控えてください。
- 洗顔
- 施術当日中の洗顔は皮膚を刺激しないよう、ぬるま湯で優しく洗ってください。
- メイク・クレンジング
- 施術当日中のメイクは可能ですが、クレンジングの際にコットンなどで肌を強くこすることは避けてください。
- 紫外線対策
- 施術後の皮膚はデリケートな状態になっているため、紫外線の影響を避ける対策をお願い致します。
副作用・リスクなど
- ボトックス治療やフィラー治療より2週間後から施術可能です。
- 施術3日前より、皮膚に刺激を与えるグリコール酸、サリチル酸、イソトレチノインが含有された外用薬の使用は避けてください。
- 照射後、熱傷、赤み、腫れ、打撲痛のような圧痛、一時的な感覚の異常、軽い内出血のような症状が生じる場合があります。赤みは数日、その他の症状は数日から数週間で自然に治ります。
- 紅斑(赤み)、腫れ、熱傷(水疱、色素沈着)、痂皮(かさぶた)、感染(毛包炎:にきび)、打撲痛のような圧痛、一時的な感覚の変化(特に額への照射時、知覚神経に当たると頭皮に痺れが出ることがありますが、通常2-3か月以内に回復します)、軽い内出血などが生じる可能性があります。
- ホホのコケがある方は、施術後コケを強く感じるリスクがあります。
- 個人差はありますが、治療後の赤みは当日中にほぼ治り、腫れもほとんどありませんが、若干残る方もいらっしゃいます。これらの症状は大半の場合2~3日以内に落ち着きますが、1週間たっても強い赤みが残る場合は、恐れ入りますが受診をお願いいたします。
大変恐れ入りますが、以下の方は「ウルトラセルQプラス」の治療を受けることが出来ません。
- ヒアルロン酸、ボトックスなどの注入治療や糸リフトの施術を受けて間もない方・金の糸、金属プレート等を施術部位に入れている方。
- 治療部位に金属糸または金属プレート等を入れている方。
- 糖尿病のコントロールの悪い方。
- 心臓ペースメーカー等埋め込み型医療機器を体内に埋め込んでいる方。
- 皮膚悪性腫瘍、前癌病変、またはその疑いがある方。
- 現在妊娠している方。
- 治療部位に重篤な皮膚疾患および感染症がある方
- 心臓に疾患がある方
- ケロイドを有する部位およびケロイド体質の方
- ヘルペスウィルスに感染している方
- 抗血液凝固剤を服用している方
その他、肌が極端に弱い方や、施術に不安のある方も事前にご相談くださいませ。
ボツリヌストキシン治療
~表情じわの根本改善にはどんな美容液よりもボトックス注射!~
しわには、表情じわ、大じわ、小じわ、乾燥じわ、たるみじわなどがあります。
一般的にしわと呼んでいるもののほとんどは、筋肉の動きによって起きてくる「表情じわ」のことです。
表情じわは本来一時的なものですが、繰り返し筋肉を動かし続け、加齢とともに皮膚の弾力も低下することによって、しわが刻まれていきます。
表情じわの改善にはボツリヌストキシンが有効です。
ボツリヌストキシンの効果
<シワの改善と予防>
額や目尻のシワとは、長年その箇所の筋肉が収縮を繰り返す事によって現れます。ボトックスを注入することで「アセチルコリン」の分泌が抑えられ、筋肉の収縮が局所的に弱まりますのでシワの解消効果を得ることが出来ます。 シワ解消の効果が期待できる箇所としては、額・目元・眉間・顎などが挙げられます。
① 額のしわ
表情のくせ
骨格や、目を開ける筋肉が弱い方(特にコンタクトレンズ着用歴の長い方)では、目を開けるのを補助するのに、おでこの筋肉を使っている場合があります。
このような場合、おでこのしわが作られやすくなります。
紫外線や乾燥などによる肌ダメージ
肌老化の80%は紫外線によるダメージが原因です。
特におでこは、紫外線による皮膚ダメージを受けやすく、若い人でも日焼けを良くする方ではシワができてしまうことがあります。
② 眉間
表情のくせ
考え事をしている時、スマホや読書など小さな文字を見ているとき、また眩しいときなど、つい眉間にシワが寄ってしまいます。
「痛い」「困った」「苦しい」「眩しい」などの時につい眉間にシワを寄せてしまうこのクセが眉間のしわの原因となります。
紫外線や乾燥などによる肌ダメージ
眉間のシワは「表情ジワ」ですが、「乾燥」とも無縁ではありません。
お肌が乾燥し、紫外線の影響を受けることでシワが刻まれやすくなります。
③ 目元
表情のくせ
お顔の中で最も「表情じわ」ができやすく、中でも表情じわ(特に目尻)は比較的若い年齢でも目立つことがあります。
目尻に放射状に広がり、その形状から「カラスの足跡」とも呼ばれます。
これが目の下まで広がって次第に目の下のしわが形成されてしまいます。
紫外線や乾燥などによる肌ダメージ
他にも乾燥や紫外線の影響で「ちりめんじわ」が、さらに加齢も重なると「たるみによるしわ」も増えてしまいます。
④ 顎のしわ
口を閉じた時に筋肉が緊張して顎にしわができる状態です。
俗に梅干しじわと呼ばれています。
<小顔効果>
張り出したエラに対して、ボトックスを注入することで小顔に整える効果があります。
ものを噛む時に働く筋肉である咬筋、すなわちエラに対してボトックスを注入すると、咬筋の張りが抑えられ、すっきりとした顔立ちにすることができます。
<顔立ちを整える>
ボトックスはメスを使わずに顔立ちを整える事ができる治療法の一つです。
顔の左右差を整えたり、ガミースマイル(笑った時に歯茎がでてしまう状態)を改善したり、口角を上げたりと、手軽に顔立ちを整える効果があります。
ふくらはぎを細く
筋肉の働きを弱める効果があるボトックス。発達したふくらはぎにお悩みの場合、ボトックスを打ち込むことで、自然と使われなくなった筋肉が萎縮することで小さくなっていきます。筋肉が細くなることで、自然とほっそりとした足へ変化させることが出来ます。
多汗症治療
ボトックスをワキの下に注入することで、汗を分泌する汗腺の機能を弱めます。これによって汗の量を減らしたり、ワキガなどのお悩みを解消することが可能です。
当院では、2種類のボツリヌストキシンをご用意しております。
1つは厚労省に認可されているアラガン社製「ボトックス®」と、もう1つは韓国製の「リジェノックス」です。どちらも成分はボツリヌス菌毒素です。
ボトックスビスタ(BOTOX VISTA®)
米国アラガン社が製造販売する世界で最も使用されているボツリヌストキシンです。
2009年に厚労省にも承認されており安心・安全・高品質で満足度も高いボトックスビスタ(アラガン)の使用をおすすめしています。

ボツラックス
ボツラックスとは、韓国のHugel社が製造したA型ボツリヌス毒素の成分を含むボツリヌストキシンです。
韓国食品医薬品安全庁(KFDA)によって許可されている安全性の高い製剤です。

ボツリヌストキシンの持続期間
ボツリヌストキシンは体内に注入されるとすぐには効果が発揮されませんが、2、3日後から効果を実感できるようになり、3ヵ月から4ヵ月の間は筋肉への作用が持続します。
ボツリヌストキシンはやがてゆっくりと分解されて、時間経過とともに効果は薄れていきます。
しわが刻まれてしまう前に、定期的なメンテナンスがお勧めです。
★ボトックス注射は顔の表情が固まってしまうというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、大切なのは、注入の「位置」と「量」の2つです。
当院ではアラガンボトックスビスタ認定医の院長が施術致しますので、解剖学に基づいた適切な部位に適切な量を注入します。
自然に周囲にバレずにしわの改善、予防が可能です。
ボトックス注射後の注意点
治療後は妊娠を避ける
ボトックス注射を行っている間は、胎児への影響の可能性があるため妊娠を避けてください。
女性はボトックス治療中はもちろん、ボトックス注射を中止した後であっても、最終のボトックス注射を行ってから2回の月経が終わるまでは避妊する必要があります。
男性は最後の注射から3カ月は妊娠をお避けください。
注射部位をこすらない・マッサージしない
ボトックス注射はある特定の筋肉のみに効かせて、筋肉の緊張を軽くする治療です。
ターゲットにしたい筋肉のみに効かせたいのに、別の筋肉にまで影響が生じてしまうことがあります。
注射後はボツリヌストキシンを過剰に広げないために、注射してから数時間は注射部位を揉んだり擦ったりしないことが大切です。
マッサージを受ける際も、注射部位に施術を受けるのは注射後数日間は避けることで、ボツリヌストキシンが異常に広がっていくことを予防することが出来ます。
治療後は激しい運動やサウナ、長湯は避けましょう
ボツリヌストキシンを注射部位から出来るだけ広げないための予防策として、血流がよくなってしまうような激しい運動やサウナ、長湯はお避けください。
また、血流が良くなることで注射時内出血が起こった場合、広がってしまう可能性もあります。
ヒアルロン酸
~ハリのあるお肌へ導くヒアルロン酸注入~
ヒアルロン酸は体内にある成分で、1gで6リットル(1リットルのペットボトル6本分)もの水分を保つほど保水力に優れており、肌の弾力性・ハリを保つためには重要な成分です。
しかし、このヒアルロン酸は加齢と共に減少するため、肌のハリや弾力が低下してシワが目立ってきます。
このシワ部分へヒアルロン酸を注入することで、内側からシワを持ち上げ改善することが可能です。
当院ではヒアルロン酸の硬さや粒子の大きさごとに、注入部位に適したものを各種取り揃えておりますので、シワだけでなくクマの改善から鼻を高くするなどのプチ整形まで様々な悩みに対応が可能です。
どのヒアルロン酸製剤が良質で効果が高いのかは、専門の医師でないと判断が難しいものです。
当院ではジュビダームビスタ認定医の院長がお悩みに適したヒアルロン酸注入をご提供致します。
ヒアルロン酸注入でできること
①若返り
- 額、眉間の深いしわ
- まぶた、目の下の凹み
- 目の下のクマ
- こめかみの凹み
- 法令線
- ゴルゴライン(ミッドチークライン)
- マリオネットライン
- 頬のリフトアップ
②プチ整形
- 鼻根を高く
- スッと通った鼻筋に
- 唇をふっくらと
- 口角を上げる
- 顎をシャープに など
当院で取り扱うヒアルロン酸は、信頼性の高い3社に絞っています。
ボトックスで有名なアラガン社製のジュビダームシリーズ。
韓国ナンバーワンの化粧品メーカーのアモーレパシフィック社製のクレヴィエルコントア。
ヒアルロン酸注入剤の販売数では世界トップ3の製品である TEOXANE社(スイス)製のテオシアルシリーズ。
アラガン社製ジュビダームシリーズについて
ボトックスでも知られるアラガン社のヒアルロン酸注入剤は、FDA認可+厚生労働省認可の薬剤で非動物性由来なので品質の安全性が確認されています ジュビダームシリーズは世界130カ国以上で認可され、世界のヒアルロン酸シェアの40%以上でシェアナンバーワンのヒアルロン酸製剤です
ジュビダームビスタシリーズ
~より進化したヒアルロン酸!~
新製法VYCROSS(バイクロス)技術によって、分子同士の網目構造が密であることで、体内の水分を吸収しづらくなり、長期持続が可能となりました。使用目的により使い分けることができ、その部位に適したリフト力と注入後の優れた成形性もこのVYCROSS(バイクロス)技術の特徴です。

VYCROSSR技術で実現したボリューマXC、ボリフトXC、ボルベラXCの特性
①長期持続性
新技術によりヒアルロン酸注入後の分解酵素が入りにくいため、分解吸収が緩徐に進み、これまでのヒアルロン酸よりも長期間にわたり効果を維持することが可能になりました。
②低吸水性
同じアラガン社のジュビダームビスタウルトラやジュビダームビスタウルトラプラスに比べて強固に架橋されており、密な網目構造のヒアルロン酸ネットワークにより水分を取り込みにくく、膨潤しにくくなっています。→ 腫れにくい
③リフト力・成型性
適度な弾性と凝集性の面で非常に優れています。
思い描くラインの成形を実現しやすく、さらに注入後の変形が起こりにくいという利点があります。

④組織親和性
ヒアルロン酸ゲルがより皮膚の組織に馴染みやすいという結果が出ており、個人の表情に合わせた自然な仕上がりが期待できるということになります。
当院で取り扱うジュビダームシリーズのヒアルロン酸
ボリューマXC
~シワ・たるみ取り、顔のバランス調整に!~

ボリューマXCは、適度な硬さがあり、深い層への注入が可能です。
ボリューマ XCは、低吸水性で硬いため、皮下に垂直に注入すると、ボリューマ XCが支柱の役割をしてくれるので、皮膚を引っ張り上げることができます。
皮膚が上に引っ張られることで、シワをのばし、たるみを持ち上げ、顔のボリュームロス(凹み)を改善することができます。
ボリューマ XCは低吸水性なので、個人差はありますが、効果の持続期間が約2年程度と長持ちすると言われています。従来のヒアルロン酸注入剤の3~4倍の持続力になります。
ボリフトXC
~顔のシワ、溝の改善に!~

ボリフトXCは、他のヒアルロン酸と比べても、非常に柔らかくなじみのよいヒアルロン酸です。シワや溝の下にボリフト XCを注入し、シワや溝を下から上に持ち上げます。
硬いヒアルロン酸の場合、皮膚の表面に近い浅い層に入れてしまうと表面がデコボコしてしまいますが、ボリフトXCは皮膚の浅い層に注入してもでこぼこ感が非常に出にくくなっています。
個人差はありますが、ボリフト XCは濃度が低いにも関わらず、約12~約18ヶ月持続します。
ボルベラXC
~印象的な唇に!~

ボルベラXCは、特に繊細な肌のために作られたヒアルロン酸製剤で、ほかのヒアルロン酸製剤と比べ、薄くて柔軟なテクスチャーをしています。それにより、唇に自然なボリュームを与え、リップラインの形成を行います。
持続期間は、個人差はありますが、約12ヶ月持続します。
クレヴィエルコントアについて
~世界初の鼻・顎造形専用ヒアルロン酸!~

世界一高濃度・高密度・高硬度のヒアルロン酸と言われており、持続率も高く、注入するプロテーゼとも言われるほどです。
クレヴィエルコントアは、鼻や顎の形成に最適です。
従来のヒアルロン酸は、鼻に注入すると経過とともに横に流れてしまい、かえって鼻が潰れて見えてしまうというデメリットがありました。クレヴィエルコントアなら、粘度が高いので、注入後に横に流れにくく、注入後の形状が保ちやすい事から、美しい形を長期間キープできます。
完全吸収までの持続時間は約12~15か月と長期間持続します。

通常のヒアルロン酸では、架橋剤(化学物質BDDE)を添加することで硬さを出します。
一方、ヒアルロン酸の分子を高密度化することで物理的架橋を与え、最小限の架橋剤(化学物質BDDE)で作られます。

=添加物・不純物が少ないということになります。
添加物が少ないと注入後の腫れやアレルギーなどの 副作用を軽減することができます。
~美人の条件 Eラインで横顔美人に!~
Eラインとは、横顔の鼻先と下アゴの突端部を直線で結んだラインのことです。
正式にはエステティックラインと言います。この線上や内側に唇が納まっている横顔が美しいと、1954年に歯科医ロバート・リケッツが提唱した美の基準のひとつです。
横顔から見て、人差し指を鼻先とアゴ先にまっすぐ付けた時に唇が人差し指につかない・もしくは少し触れる程度の状態が理想のEラインと言われています。

クレヴィエルの注入だけで手術を受けずに、鼻筋を通し、顎のボリュームを出すことでEラインを整えることが可能です!
手術と違い、ダウンタイムも短く、万が一元に戻したいという場合でもヒアルロニダーゼというヒアルロン酸を分解する酵素を注入することで元に戻すことが出来ます。
初めて鼻や顎の美容施術を受けられる方や、なかなかダウンタイムが取れない方にクレヴィエル注入は特に人気の施術です。
テオシアルリデンシティについて
テオシアルは2008年Aesthetic Medicine Awardsの「Injectable Product of The Year(年間最優秀注入剤賞)」を受賞し、患者の満足度、治療結果、効果の持続期間、使用感、カスタマーサービスなどの12の選考基準において高い評価を得た、高品質で安全性の高いヒアルロン酸注入剤です。
テオシアルリデンシティは、注入する美容液と呼ばれているRedensity(リデンシティ)は、8種類のアミノ酸、3種類の抗酸化物質、2種類のミネラル、およびビタミンB6を全て医療品グレード、非アレルギー性の成分として配合し注入することによって真皮密度を増加させることができるヒアルロン酸製剤となります。
成分
- ヒアルロン酸
- アミノ酸(グリシン、リジン、スレオニン、プロリン、イソロイシン、ロイシン、バリン、アルギニン)
- 抗酸化物質(グルタチオ、N-アセチル-L-システイン、アルファリポ酸)
- ミネラル(亜鉛、銅)
- ビタミンB6
テオシアルリデンシティⅡ

目の周囲と小じわに特化したヒアルロン酸で、自然な持続効果の高いジェルです。
目のくまの補正、目周辺の小じわ改善など、デリケートな箇所にハリや潤いを取り戻す治療に最適で、従来品に比べ注入後のハレやむくみに配慮されています。
テオシアルピュアセンスキス

唇周囲の敏感な部位を治療を目的としたヨーロッパCEマーク取得の口唇専用のヒアルロン酸です。唇の強調、唇や唇上下の細かいシワの改善に向いており、触れた時の柔らかさが自然でふっくらとみずみずしい唇を形成します。
~当院のヒアルロン酸注入の針について~
当院では、痛みに配慮し細い針を使用して注入しています。
注入箇所により、血管や神経を傷つけにくいマイクロカニューレを使用して注入します。
マイクロカニューレが血管や神経を傷つけにくい理由
針の素材が柔らかい
マイクロカニューレは柔らかいので、力を軽く加えただけで、カーブ状に曲がります。
柔らかい針にすることで、毛細血管を傷つけづらくなり、個人差はありますが、内出血のリスクを減らすことができます。

丸い針先
マイクロカニューレの先の部分は丸くなっています。
針先がとがっていると、毛細血管に多く突き刺さるリスクがありますが、マイクロカニューレは針先がとがっていないため、毛細血管を傷つけづらくなり、個人差はありますが、内出血のリスクを減らすことができます。

針が曲がる
マイクロカニューレは柔らかい針なので、医師の思い通りにコントロールしやすいです。
また針穴が横についているため、マイクロカニューレを回すことで、360度注入したい方向にヒアルロン酸を注入することができます。そのため、何度も針を刺しなおさずに思い通りに注入が可能です。


★痛みがご心配な方は、痛みを最小限にした注入方法をご提案致しますので、是非ご相談くださいませ。
次に当てはまる方はヒアルロン酸注入をお断りする場合がございますのでご了承ください。
- 妊娠中・授乳中の方
- 過去にヒアルロン酸でアレルギー反応を起こしたことのある方
- 糖尿病で血糖値のコントロール不良の方
- 注入部位に細菌やウイルス感染がある方
- 当日飲酒をしている方
施術後の注意点
- 注入直後に注射針を刺した穴からの微量の出血や注入部位の赤み、違和感が見られる場合がございます。医師・看護師が処置し、通常であればすぐに出血は止まり、赤みも引いていきますのでご安心ください。
- 稀に治療部位とその周辺に赤みや違和感が3日間ほど見られる場合があります。また、周辺皮膚との境目が凹凸になってしまうこともありますが、1週間以内で引いていきます。
- 注射針を入れた場所に皮下出血が起こった場合、小さいながら紫色の跡が残ることがあります。数日~10日程度でなくなりますが、その間はメイクやマスクの使用などでカバーしていただきます。
- 注入後は治療部位を触らないようにしましょう。
- メイクは翌日から可能です。
- 注入当日の飲酒・激しい運動はお控えください。
- 温めすぎは内出血が広がる可能性がございますので、温泉・サウナ・長時間の入浴は控えシャワーで軽く済ませましょう。
リジュランi
~小じわを改善し、若々しい肌へ~
リジュランiは、別名サーモン注射とも呼ばれ、肌そのものを若返らせる肌再生注射です。
サーモンのDNAより抽出された有効成分であるポリヌクレオチドを20mg/mlと高濃度に含有する製剤で、リジュランiを皮下に注入することで、ポリヌクレオチドにより老化やダメージを受けた皮膚を根本から修復することが出来るほか、細胞の修復、血管の新生、血流の改善を促進し、肌弾力、保湿力、皮脂バランスの改善等の効果を得ることができます。
リジュランiはこんな方にお勧めです
- 肌にハリがなくなってきたと感じる
- 目元の小じわが気になる
- 肌全体を若返らせたい
- 首、デコルテ、手の甲などの若返りをしたい
リジュランiの特徴
- 治療は1回からお受け頂けますが、2週間に1回のペースで3,4回繰り返し治療を受けていただくことで、より効果を実感頂けます。
- ダウンタイムの少ない治療ではありますが、リジュランは皮膚の浅い部分に注入する治療のため蚊に刺されたような細かな膨らみが生じます。
個人差はありますが、数時間~1日ほどで腫れは治まりますのでご安心ください。 - 肌細胞を再生・活性化させることにより、表皮・真皮の厚みが増し、弾力のあるキメの細かい若々しい肌になります。
ニキビ跡や傷跡など、あらゆる部位に有効で、皮膚が薄い目の周りの小ジワやクマにも効果的です。
治療が受けられない方
- 再吸収ができないフィラーで治療を受ける予定がある、または最近受けた方
- 自己免疫疾患をお持ちの方、抗凝固薬を投与中の方
- 製品の構成成分(ポリヌクレオチドナトリウム)に対して過敏症がある方
- 炎症や感染症などをお持ちの方
- 過去にボトックスでアレルギーを起こしたことがある方
その他、医師の判断により投与をお断りする場合があります。
予めご了承ください。
施術後の注意事項
- シャワー
- 当日から可能です。温まり過ぎないようご注意ください。
- 入浴
- 翌日から可能です。
- メイク
- 刺入部以外は当日から可能です。
- 腫れ・浮腫み
- 当日~翌日 ※ただし若干の個人差はあります。
- 術後の痛み
- なし
- 洗顔
- 当日から可能です。優しく洗い流すようお願い致します。
- 術後の注意点
- 飲酒は控えてください。治療後3日はサウナを控えてください。
お客様への配慮

当院では、お客様にとってより心地のよい時間を過ごしていただくために、お客様同士が顔を合わさずに済むよう、完全個室のクリニックとなっています。ご来院からカウンセリング、お帰りの際まで周囲の方へ気兼ねすることないプライベートな院内空間を提供いたします。

- 診療内容
- 美容外科、美容皮膚科
- 所在地
- 福岡市中央区赤坂1丁目14-35 赤坂門AIビル3F
- アクセス
- 福岡市地下鉄空港線「赤坂駅」より徒歩1分
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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10:00~19:00 | - | 〇 | 〇 | - | 〇 | 〇 | ● |