クマ治療の正しい選び方を知ろう
クマの治療と一言にいっても、様々な方法がありますし、患者さんのお顔も人それぞれです。
正解はこれ、といったものは存在しませんし、どの治療にもメリット・デメリットがあります。
長くなりますが、クマ治療に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
クマの種類
まずはご自身が何クマかを知ることから始めましょう。
クマは大きく分けて3種類あります。
- 1. 眼窩脂肪の突出が原因の黒クマ(膨らみクマ)
- 2. 皮膚の下の血管が透けて見える青クマ(色クマ)
- 3. 色素沈着が原因の茶クマ(色素沈着クマ)
このうち、手術で改善が可能なクマは1と2のクマです。
3の茶クマは皮膚の表面で起こっていることですので、ハイドロキノンの塗り薬や、レーザー治療などが有効です。
クマの見分け方
次にクマの見分け方ですが、
上を向いて改善する・上まぶたを押えた時にクマの膨らみが大きくなる⇒1
皮膚を軽く引っ張って改善が見られたり、冷えたり寝不足でクマが悪化する⇒2
目をよく擦る・皮膚を引っ張っても改善を認めない⇒3
の可能性が高いです。
クマの種類がわかったら、次にクマの下に凹みがあるかどうかを確認します。
いわゆるハの字の凹み、というものですが、年齢とともにここの凹みが深くなってくる方が、多くいらっしゃいます。(画像は当院Instagramより抜粋)
凹みのある方は、この部分を埋める治療を併用する方が綺麗に仕上がります。(後述します)
クマ治療の種類
では、次に治療の種類です。
クマの治療は大きく分けると、
1. 下眼瞼脱脂(経結膜眼窩脂肪除去)
2. 下眼瞼除皴術(余剰皮膚切除)
3. 切開ハムラ(余剰皮膚切除+眼窩脂肪移動術)
4. 裏ハムラ(経結膜眼窩脂肪移動術)
5. 脂肪注入
など、さまざまあり、これらを適応に応じて使い分けます。
1.下眼瞼脱脂(経結膜眼窩脂肪除去)
1はいわゆるクマ取りと呼ばれる方法ですね。
メリットとしては、ダウンタイムが少なく、術式自体も複雑ではないため、選ばれがちな方法ではあります。
しかし、修正が最も多くなる手術でもあり、安易に飛びつくのは危険です。
修正が多くなる理由としては、美容外科としての経験が浅い医師でも手術を行ってしまうことにあります。適応を間違えず、かつ正しい脂肪の量を調整出来ればメリットは大きい手術ですが、残念なことにSNSでも見受けられるように、たくさん脂肪を取れば綺麗になる…というような、誤った理解をしている医師は少なくありません。
当たり前のことですが、取り過ぎた脂肪は二度と元には戻りませんので、術後かえって目元が凹んでしまい、影が入ってクマが悪化した…という他院修正のご相談をよくいただきます。
2.下眼瞼除皴術(余剰皮膚切除)、3.切開ハムラ(余剰皮膚切除+眼窩脂肪移動術)
2.3は主に40~50歳以上の方に適応がある場合が多いです。
皮膚を切ることに抵抗はありますか?と聞くと、10人中8人くらいの方は切りたくないと仰います。
ですが、大きく膨らみ過ぎたクマは、下眼瞼脱脂で取り除くにしろ、裏ハムラで移動させるにしろ、風船の空気を抜くイメージで『皮膚余り』を生じることが多いです。
この皮膚余りが、術後の目の下のしわの原因となりますので、切開がしたほうが良い方でも、切らない手術を選択される方には、術後のしわの発生のリスクを理解していただくことが大切です。
もちろん切らなくて済む方には切らない手術をお勧めしております。
切開は傷を気にされる方も多いですが、下まつ毛の下ぎりぎりのところを切開しますので、傷はほとんど目立ちません。↓は切開ハムラ1か月後(画像は当院Instagramより抜粋)
4.裏ハムラ(経結膜眼窩脂肪移動術)
4は脂肪を除去せずに移動させて骨膜に固定する方法です。
裏ハムラの言葉だけが独り歩きしているような気もしますが、
・皮膚の切開が必要ない
・脂肪注入やヒアルロン酸に頼らなくても目の下の膨らみと凹みが同時に解消できる
といった、理解が多い様に感じます。
おおまかな理解としては間違っていないのですが、裏ハムラ単体の適応年齢は50歳以下の方までであることがほとんどです。
理由は前述のとおり、皮膚余りが発生したり、クマの下の凹みが深くなるために眼窩脂肪の移動のみでは凹みが埋まりきらないことが原因です。
また、裏ハムラは色クマ(青クマ)を改善させる効果には乏しいですので、若い方でも膨らみと軽度の凹み、そして血管の透けた色味が気になる方には裏ハムラに加えて脂肪注入を行います。
5.脂肪注入
5は脂肪注入は名前の通り太ももから採取した脂肪を注入する方法ですが、
脂肪注入のメリットは使い勝手が良いことです。
注入量の調整が自在にできますので、深い凹みにも浅い凹みにも対応が可能ですし、
同時に額や頬、法令線など他部位の注入が可能なこともメリットです。
デメリットは定着率に左右されることです。目の下は脂肪注入の定着率が良い場所ですので、
再注入となる方は多くはありませんが、年齢とともに定着率は下がる傾向にありますので、
その辺りの調整は慎重に行う必要があります。また、喫煙なども定着率を下げる要因となります。
あとは、しこりのリスクです。しこりのリスクは決して高くはありませんが、どうしてもわずかな割合で発生することがあります。
クリニックさんによっては採取した脂肪の冷凍保存を行っているところもありますが、
冷凍脂肪はしこりのリスクが上がるという論文も出ておりますので、当院では行っておりません。
整容面で問題がある場合はしこり除去が必要となることもあります。
当院では他院修正のしこり除去もご相談可能です。
クマ治療のフローチャート
これでクマ治療の大まかな流れをつかめたと思います。
では、最後にご自身の適応手術について簡単に考えてみましょう。
クマはかなり大きく、取ったらしわが出そうだ、という方は切開の手術も考えても良いかもしれません。切開はどうしても抵抗がある、という方には切らない手術を行い、しわの発生を抑えるため、脂肪注入で限界まで細かく砕いた幹細胞レベルの脂肪注入の併用をお勧めしております。
クマは普通のサイズ、凹みも深くはない、という方には脱脂+脂肪注入、または裏ハムラもいいでしょうし、青クマが気になる方には裏ハムラに脂肪注入を併用することも可能です。
クマは大きくなく、凹みも気にならない、色も気にしていないという方には脱脂のみの選択肢ももちろんあっていいと思います。
詳しくはカウンセリングで一緒に見させていただけると良いですが、せっかくカウンセリングを受けるなら予習して予備知識は持っている方が良いですよね。
当院のカウンセリングは無料ですので、クマにお悩みの方は是非一度ご来院くださいませ。
当院Instagram↓
https://www.instagram.com/luxe_beauty.clinic/
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